この「奇数設定は波が荒い」という、ある種のオカルト以外にも、設定6から設定5に打ち直すと爆裂する、同一設定の打ち直しは設定6でもあまり出ない、などなど店長ごとに持ったオカルトも多数ありましたが、こちらはどうにも定着しなかったようで…。偶奇の部分だけが定着し現在に至るというわけです。

では実際、当時のホールでは設定5と6では、どちらの方が使われていたのか…それは当然「設定5」の方です。機械割の面はもちろん、波が荒いということでユーザーが熱くなれる。今も昔も、パチンコ・パチスロはギャンブルなわけですから、よりギャンブル性を高められる設定5を多用するのは必然です。

ミリオンゴッドゲーミングオンライン（以下MGGO）でも設定5にこだわっているイベントが多数見受けられます。例えばジャグラー推しのイベントでもデザインに「5」という数字を使っていたりするので、ここでも投入率は多いはずです。

そこで筆者が推奨するのは「波の荒い設定5を捨てるな！」ということです。

現在人気があるのはハーデスやジャグラーかと思いますが、意外なところに設定5が隠れている可能性もあるんじゃないかな？なんて思っているのです。MGGOをプレイしているとあるユーザーから聞いた話なのですが、イベント対象機種以外にも高設定挙動が見受けられることも多々あるようで、モンハンで同一モンスターが出現（設定5以上確定）も確認できたようです。しかもその台、イベント対象ではなかったためオープンからずっと放置されていた台だったみたいで…。打ち込まなければなかなか分からない機種も多いですが、現在開催されているイベント対象機種以外も狙ってみる価値はありそうですね。

【profile】Z（ゼット）某攻略誌の元ライター。4号機時代からスロプロとして活躍する一方、その経験を活かしてライターも兼業する。解析情報をもとに高設定を見抜く能力に長けている。また、裏モノにも精通しているスペシャリスト。