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2024.10.07

連チャンG数は128Gじゃない!?

毎回記事を読んでいただきありがとうございます。
元攻略誌ライターのZ(ゼット)です。
今回は現在スマスロでも大活躍している初代「主役は銭形」についてです。
高設定域は甘く、なおかつハイエナも効く機種ですからぜひとも狙ってみて下さい。

機種情報はコチラ

今の世代では馴染みのないストック機ですが、紐解いてしまえば別になんてことはない仕様です。ストック機とは、簡単に言えば内部的に超高確率でリプレイが成立している「RT状態」を搭載している機種のことで、システム上の解除条件が満たされなければ、成立したボーナスは内部的に貯蓄されていく、というシステムになっています。規定上、リプレイが成立している時はボーナスよりもリプレイを優先しなければならない、という当時の内規の盲点を突いた画期的なシステムで、これにより故意的な連チャンが可能となりました。

特にストック機のG数解除で有名なのがボーナス後32G、64G、128G、この3つです。今でも色濃く残っているその数値は、実は2という数の○乗というプログラム的に美しい、あるいはキリの良い数値と言われています。当然乗算していけばミリオンゴッドで有名なGOD揃いの確率分母の8192という数字にも辿り着くというわけです。

またいつものように脱線しやがって…なんて今回は多めに見て下さい。
実は主役は銭形の規定RT解除G数には他の機種とは若干違う重要な点があるのです。
多くの機種はボーナス後128Gまでが連チャンゾーンと言いましたが、この機種においては181Gまでが連チャンゾーンです。厳密に言えばRT振り分けが多いゾーンになりますが…。

あまりこの機種に詳しくない人はセオリー通り128Gでやめていることも少なくありません。なので意外と落ちているんですよ、この付近のG数が。実際129G~181Gまでの振り分けは…

設定1・2  15.7%
設定3・4  17.9%
設定5・6  19.5%

このたった52Gで、これだけの振り分けになっているのですから、ボーナス後は必ず181Gまでは回すようにしましょう。また、128G付近で落ちている台は速攻でGETです。

また、565Gまでは比較的RT振り分けが高く、ちょっと565Gまで回してみようかな、なんてのもアリです。本機はBIG獲得枚数711枚の大量獲得機でなおかつ3G連機能を搭載しているので、ほんの一瞬で3,000枚近く出たりします。個人的には初代吉宗よりオイシイ機種だったため、ハイエナ兼設定狙いを当時はしていました。
ただし、566G以降は天井までの1490Gのどこで引っ掛かってもおかしくない仕様ですから、なるべくなら打たない方が良いかもしれません。ちなみに当該ボーナスがREGだった場合は1000Gで強制的にREGが放出されます。裏を返せば1001Gを超えた瞬間BIGとなりますので、ここも覚えておいてください。

本機は設定推測要素が少ない機種です。RTテーブルの振り分けが40%~50%と差が少なく、なおかつ今のような確定演出などは一切ありません。内部的にチェリーBと呼ばれるフラグを引くとRTが残り32Gへ短縮されるものの表面的にはBを判別することもできないため、総合的にハマりづらい台が高設定としか言えないのがネックです。ただ比較的高設定域が甘い機種でもあるため、イベントで5or6が期待できるようならじっくり打ってみるのも手かと思います。



【profile】
Z(ゼット)
某攻略誌の元ライター。
4号機時代からスロプロとして活躍する一方、その経験を活かしてライターも兼業する。
解析情報をもとに高設定を見抜く能力に長けている。また、裏モノにも精通しているスペシャリスト。