2024.08.18
大量出玉のトリガーSACとは?
どうもZ(ゼット)です。
引き続きアラジンAの解析情報をお届けします。…と、その前に! 前回あまりにも長くなってしまって書けなかった「純ハズレ」について説明していきましょう。
本機における純ハズレは2種類あり、単チェリー・2連チェリーというチェリーが出現するパターンの純ハズレ、そしてもう一つはチェリーが出現しないパターンが存在します。出現割合はチェリー付きが75%、チェリーなしが25%となっていて、チェリー付きの方が恩恵が大きいのが特徴です。今のスロットに慣れている方なら、強チャンス目と弱チャンス目みたいな感じで理解していただければと。
そして単チェリーとは何ぞや? と思われる世代の方もいらっしゃるかと思いますので簡単に説明をば。
簡単に言えば、左リールにチェリーが停止時、中リールのテンパイラインにチェリーが停止しなければ単チェリー、出現すれば2連チェリーとなります。今だったらジャグラーの重複確定のチェリーの出目を思い出していただければすんなりかと思います。本機では単チェでも2連でも純ハズレという扱いですが、当然チェリーが3つ並んでしまった場合はチェリーフラグとなりますので混同のないように。
もう一つ。チェリーが出現しない純ハズレは、適当に押してしまうと見抜けません。ただしチェリーが付いている赤7を狙って下段に止まり、月が小Vの形になれば純ハズレとなります。
月| |月
リ|月|
赤| |
上のような形です。設定推測にも使う部分ですので覚えておいてください。
というわけで前回の補足も済みましたので、今回はACの性能について書いてみたいと思います。
触れ込みにも書いたようにスーパーアラジンチャンス(以下SAC)を引ければ5万枚も若干現実味を帯びてきます。ではどうやってSACを引くのか、そして5万枚はどうやったら出るのか、そこの所を解説していきます。
SACは10G継続するAC中に純ハズレを引いた時の50%で突入します。AC自体には複数ストックなどの連チャン要素はないため、このSACは単純にG数上乗せと考えて問題ありません。SACに突入した際の上乗せG数振り分けと期待枚数はこちら。
【SACゲーム数振り分け】
0G 50.00%
10G 33.00%
30G 5.000%
50G 5.000%
100G 5.000%
200G 0.250%
300G 0.250%
400G 0.250%
500G 0.250%
1000G 0.100%
2000G 0.006%
3000G 0.006%
4000G 0.006%
5000G 0.006%
【SAC獲得期待枚数】
0G 約119枚
10G 約250枚
30G 約512枚
50G 約774枚
100G 約1428枚
200G 約2738枚
300G 約4048枚
400G 約5357枚
500G 約6667枚
1000G 約13215枚
2000G 約26311枚
3000G 約39407枚
4000G 約52503枚
5000G 約65480枚
このように、0~100Gだけで約98%の割合を占めています。これだけ見ても狭き門ですが、それ以前に10GのACで純ハズレを引くという関門も突破しなければならないわけですから、一撃50,000枚がどれほどなのかお分かりいただけたかと。普通の営業時間のホールなら、営業開始後2時間以内にSAC4,000G以上を引かなければ5万枚には届かないのです。
5,000Gなら、頑張れば半日で回せそうじゃない? と思われているそこのあなた。勘違いされてます。このアラジンAというのはAC中に押し順ナビでシングルボーナスに突入させるゲーム性で、シングルボーナス中はその名の通り1Gのボーナス(15枚払い出し)となるため、この部分は1Gとしてカウントされません。つまりシングルボーナスは実質2Gを要するため5,000G消化するには8,000G以上回すということなのです。ここにリアルボーナスのBIG・REGが絡んでくるため、仮に5,000Gを引いたとしても取り切れず閉店なんてことがほとんどです。なので朝イチから引く必要があるというわけです。
そんなこんなで前編後編に分けてお伝えしたアラジンA、いかがでしたか?
実体験として…設定6の判別に多少時間が掛かることから、当時はそこまで打ち込めなかった機種です。
ただし設定5・6なら意外と安定して出玉を伸ばせる機種ではあるため、イベントでは積極的に狙うべきかと思います。
【profile】
Z(ゼット)
某攻略誌の元ライター。
4号機時代からスロプロとして活躍する一方、その経験を活かしてライターも兼業する。
解析情報をもとに高設定を見抜く能力に長けている。また、裏モノにも精通しているスペシャリスト。